ナルコレプシー発病(高校2年)~高校卒業
では、次にナルコレプシーにかかってから高校を卒業するまでのお話をしたいと思います。
今思い出すと、あの頃は本当にきつかった・・・・マジで。もし今、目の前にタイムマシンがあるなら、高校時代に戻って、自分に病気のことを教えてあげます。そうすれば、管理人の人生は大きく変わっていたことでしょう。冗談抜きで。
なぜなら、管理人はこの日常的に襲ってくる眠気と居眠りのせいで「学校が嫌い」になり、大学への進学も諦めました。
理由は簡単です。授業中・試験中に「起きていられない」からです。高校3年の授業の6~7割は居眠りしていました。試験中に居眠りするなんてしょっちゅうです。一番ひどかったのは、試験が始まった瞬間から記憶がなく、気がついたときには試験終了10分前だった、ってことがあります。テスト用紙に名前すら書いてない状態で、です。本当に目の前が真っ白になりました(笑)
こんな状態ですから、もちろん成績はガタ落ちになっていきます。授業中のほとんどは寝ているので、たまに起きていても授業についていくことができず、どんどん勉強がつまらなくなっていきました。この頃、学ぶことに対してどんどん興味をなくしている自分が自覚できて、すごく憂鬱だったのを覚えています。
ですが、管理人が一番つらかったのは「周りから白い目で見られる」ことでした。
「あいつはいつも寝ている」「あいつはやる気がない」「あいつはダメなやつだ」・・・・そんな陰口を叩かれているのがわかりました。ですが、言い返すことができませんでした。居眠りしているのは事実なんですから・・・・
また、同級生からだけでなく、教師からも冷たい態度をとられることが多かったです。まあ、あちらからすれば「いつも居眠りしているだらしない生徒」なわけですから、冷たい態度をとるのは当たり前といったら当たり前なんですが・・・・
また、この頃の管理人はナルコレプシーに関する知識がまったくなかったため、それまでと変わらず毎日夜更かししていました。
「昼は寝てしまうけど、夜は起きていられる。昼に居眠りしてる分、夜に取り返さなくては!」
そんな気持ちがあり、毎日深夜3~4時まで起きていました。そして、朝7時に叩き起こされ、学校に行き、授業中寝る(笑)、という生活を繰り返していました。
「眠いなら、夜早めに寝ればいいだろ」ある人にそう言われたことがあります。実際にそうするべきだったんですが、その頃の管理人にはそれができませんでした。夜、寝る時間がもったいなく感じてしまうんです。
まあ当たり前なんですが、ナルコレプシーにかかっている人間が夜更かしなんかしていれば、余計に居眠りしてしまいます。管理人も時間がたつにつれ、どんどん居眠りの回数が増えていきました。
ちなみに、この「夜、寝るのがもったいない!」というのは、ナルコレプシーにかかった人の多くが感じることなんだそうです。やはり、昼に寝ている分、夜起きていなくちゃ!と思ってしまうそうです。
管理人はこれを知ったとき、「あぁ、自分だけじゃなかったんだな」と思うと同時に、「もっと早く知りたかった・・・」と思いました。あの頃それを知っていれば、だいぶナルコレプシーの症状も抑えられたんじゃないか、そう思ってしまうんです(-.-;)
また、この頃の管理人のナルコレプシーの症状として、軽めの情動脱力発作がありました。具体的には、興奮すると(特に緊張したりうれしかったりすると)ろれつがまわらなくなったり、膝ががくがくしたりしていました。
今考えると、あれもナルコレプシーの症状だったんだな、と思えるんですが、その頃は単純にあがり症なんだろう、と思っていました。
話が少しそれましたね。元に戻します。
高校3年になると、進路を決めないといけません。管理人は高校2年までは大学に行く気満々だったのですが、高校3年になって少し迷うようになっていました。
「こんな状態で大学に行けるんだろうか?」と、そんなことを考えている自分がいました。
ギリギリまで迷っていたんですが、そろそろ願書を取り寄せなければいけない、と担任が言い始めたので、はっきり「進学はしない」と決断しました。担任は少し困惑してましたね。まあすぐにどうでもよくなってたみたいですが(笑)
進学を諦めた理由としては、そもそも「勉強する気がなくなっていた」というのもあるんですが、一番大きかったのは「今の状態で大学に行ったとしても、授業のほとんどを寝てすごすだろうな・・・」と思ったからです。
いまさら言ってもしょうがないんですが、やはり「あの頃病気に気づいていれば・・・」という思いが強くあります。そうすれば、大学にも行けたのに・・・
まあ、今でもそう思うからこそ、このサイトを作り、できるだけ多くの人にナルコレプシーについて知ってもらおうと思ったんですよね。まさに今、ナルコレプシーに気づけずに苦しんでいる人のために。そう考えると、自分の体験も無駄じゃないんだ、と少しだけ思えるんです。